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2011年8月31日水曜日

医療と文化


先日、僕が所属する『無銘会』の講演会に参加してきました。
福山市内でちょう外科の院長をされておられる数野先生が講師でした。
数野先生は、多くのがん患者を看取られてきた経験を活かして、「生と死を考える会」でその遺族の方たちと積極的に交流を図られておられます。そのなかで、先生は「わたしは2.5人称。家族以下、他人以上」の精神で終末医療に立ち向かってこられたそうです。

講習の内容は、時節柄、どうしても原発問題に触れざるをえなかったようです。PPTの資料もそうした関連のものが多くみられました。それはすなわち、「生き方」を考える上で、人間の生の根底が揺らぐ事態ですから、それ抜きには他を語れなかったのだと思います。
また、現在の医療の実態と、戦後の復興という大きな枠組みの中で、主に戦災を受けた諸外国との比較をしながら、その歩み方の違いを明快に語られておられました。

マザー・テレサの言葉「愛の反対は無関心」という言葉を引用されたときは、ずいぶんはっとさせられました。
また、ジョン・レノンの「imagine」は般若心経の世界観そのものだ、ともおっしゃられておりました。
「さわやか山の会」会長を務められる数野先生は、四国霊場巡りをするとき、般若心経とimagineがリンクしたのでしょうか。

終了後の座談会でも、時間を押して活発な意見交換ができ、とても内容のある会であったように思います。

これから、医療とケアマネージャー、という枠組みももっと変わっていかなければならないでしょうし、
いち市民が「無関心」を捨て、「愛」を持って、各世代ごとに・世代を超えて、本気になって、しっかり勉強し、熟考しなければ自分たちが望む未来はないとつくづく思いました。

2011年6月28日火曜日

さて問題。

西日本で、6月から7月に用水路でよく見かけるこのピンク色のにくい奴。
さて、一体なんでしょう。

正解はこちら




























ちなみに、この写真は6/17に福山平成大学北100mほどの用水路で撮影しました。
まだ出始めで、このひとつしか見かけませんでした。
数年前から大量に見かけるようになり、農家の人は困っているそうです。
卵のうちに潰してくれ、と近所のおじさんたちに頼まれてます。
見かけたらひたすら潰します。
用水路の壁部に、この卵が100個くらいへばりつく様子は、ぞっとします。

2011年6月12日日曜日

福山城登城。

ムスメ4歳 物憂げな女性のポーズ
 4歳のムスメと福山城に登城してきた。
なぜなに嬢は、石垣の袂で物憂げな女性としてポーズを決める。
将来が恐ろしくなるくらいの自我演出力。

なぜなに嬢との問答。
Q:「なんでこんなに城はでかいん?」
A:「敵を見つけやすいためだし、敵から殺されにくいところに住むためだよ。」
Q:「なんで見つけんといけんのん?」
A:「見つけんと殺されるからだよ」
Q:「なんで殺すん?」
天守最上階から北東を望む
A:「自分の土地を広げたいからかなぁ。他人の土地を奪って自分のものにしたいんじゃないかな」
Q:「どうやって殺すん?」
Q:「敵ってなんなん?」
Q:「鎧ってなんなん?」
Q:「なんで爆弾をおとすん?(福山大空襲で天守ほかが焼失したこと)」
Q:「なんでこの城はほんものじゃないん?(コンクリートを偽モノと説明してしまった結果の質問)」
Q:「殿様とお姫様見たかったなぁ」

終始、冷や汗モノの問答を天守最上階で繰り広げたのでした。
江戸時代の社会構造や暮らしぶり、戦争のことや、戦後復興のこと、たくさん二人で考えました。
梅雨時期、小雨の午前9時すぎ。とても有意義な時間でした。

2011年5月21日土曜日

福山市の自転車施策。

昨日の午後。
偶然にも自転車で外回り。
東部建築確認センターから森本製材所へ。
打ち合わせも早く終わったので、ちょうど自転車レーンの社会実験初日ということで、寄ってみました。



とりい酒店付近(駅前大通り東側)から南下。
警備員がたくさんいます。
パイロンが多く置いてありますが、バス停付近には置けないようです。
野上町の交番までで一旦終わり。
信号をわたり、引き返してまた中央図書館付近まで。
思ったほど快適でもなく、まさか既存の道路幅のまま、自転車レーンを設置可能かの実験ではあるまい、と思いをはせつつ、いったいこの実験にいくらかかったのか、ばかり気になりました。

以下、警備員へのインタビューより。
①この社会実験は2週間限定で、2週間後には原状復旧の予定。
②交差点と入口出口に警備員、計20名配置。期間中毎日、7時~19時。夜間はバス停付近に2人配置。
③交差点付近(左折車)との事故が起こらないよう、警備員を配置している。

社会実験だから、毎日警備員20名もいるのでしょうか。
それでは社会実験にはならないと思うのですが。
事故が起こった場合の責任をとりたくない市制の顕れでしょうか。
既存の道路を拡幅も改善もすることなく、そもそも歩車分離ができていない今の日本の交通システムの根本的な改善なくしては、意味のない実験になると思います。つまり、「実験はするにはしたが、うまく機能しないだろうことがこの実験で証明されたので当分見送る」旨の結論が出て終わりなのでしょう。

いろんなことで、これに似たことが起こっている気がします。
古いシステムの上では、「新しくてよいこと」が、もはやたちゆかなくなっているのではないでしょうか。
土台や基礎にあたる部分から本格的にテコ入れしないと、内装の模様替えだけのコテ先リフォームと同じです。

資本主義、化石燃料。
長年かけて積み上げたものが新しくてっとりばやいものに淘汰されること。

新しい社会システムは、現実を見据え、できることから始めていくことから始まる以外にないと思います。
いきなりスーパーヒーローが現れ、スーパーシステムが機能し始めるなんて、空想世界・夢世界です。

そうだ、やはり自転車に乗り続けよう。
そして深く正しく考えつづけよう。福山が好きな街になるように。

2011年4月28日木曜日

ボート競技について。

【レガッタ:Wikipedia】
レガッタ(イタリア語 regata、英語 regatta)とは、原動機のない船を使った、複数の人数によるボート競技。
通常は漕艇によるボート競技を指すが、帆走やヨット競技もレガッタと呼ばれる。また水中翼帆走艇(Sailing hydrofoil)などある種の動力付き船舶による競争もレガッタの名を冠されることがある。「regatta」という語には競技に伴う周囲の慈善活動や広報活動も含意される。

ようするに、①動力なしもしくは風力、②手漕ぎが条件ということらしい。

で、わかりにくい種目を解説してあるボート競技の概要のページをご参照ください。

この中にある、【A】舵手つきフォア、【B】シングルスカル、【C】ダブルスカルという3種が主に芦田川漕艇場で見れる種目だったと思います。(自分が学生時代はそうでした)

【A】舵手つきフォア
舵手つきフォアというのは、4人で漕いで、1人はかじ取りと統制、という計5人。
漕ぎ手は、一人1本のオールで右2本、左2本の計4本、後ろ向きに進みます。
足を踏ん張り、椅子がスライドしますので、しっかり両腕や腰でオールを引っ張る。
市民レガッタもコレ。ただし、初級者用に重くて安定感のある艇です。









僕たちが競技してたのは、これの軽い艇バージョン。スピードが断然違います。安定が悪いです。
最初はよくチン(沈没)してました。
独特の掛け声もあります。

【B】シングルスカル【C】ダブルスカル
非常に安定が悪く、僕はまったく乗れません(笑)
でもかっこいいです。いつか乗れるようになりたいなぁ。。。

2011年4月26日火曜日

漕艇場。

福山市の中心を流れる一級河川・芦田川。
その河口は堰が設けられ、河口湖となっています。
その河口湖を利用して、1994年に開催されたアジア大会の会場として漕艇場が整備されています。
競艇ではありません(笑)
「レガッタ」などと言えば思い浮かぶかたもおられるかと思います。
「愛という名のもとに」なんてドラマもありましたね。
この漕艇場、なんと日本に4か所しかない国際A級の漕艇場なんです。(日本ボート協会調べ)
北は北海道、南は沖縄まで、全国に46の漕艇場がありますが、A級を取得しているのは、長沼漕艇場(宮城)、戸田漕艇場(埼玉)、長良川国際漕艇場(岐阜)、そして芦田川漕艇場(広島)です。
戸田漕艇場は、伝統の早慶レガッタなどで有名です。

福山市に?と思われるかたもおられるでしょう。
国際A級の具体的な定義などはさておくとしても、せっかくこんな立派な漕艇場があるのに、意外と知られていない気がします。
僕も、福山大学大学院在学中に、恩師である故無漏田芳信教授のもと、福山大学漕艇部立ち上げに微力ながら尽力した経験があります。まったく未経験者の僕が、です(笑)
キャプテン兼部長で、経験者はわずかに1名。
ドラマのようなスタートでした。
全国の1級河川109水系中、BOD値がワースト7位という「汚い」川で、転覆を繰り返しながら(笑)
一度はレースに出よう、というところから始まり、修士1回生のときには太田川ロングレガッタにも出場した記憶があります。結果は散々でしたが・・・

2011年8月7日には「第29回芦田川レガッタ兼第17回福山市長杯レガッタ」という市民レガッタが開催されます。
レースを見るだけでも気持ちのいいものです。
今年の夏はレース観戦してみてはいかがでしょうか?