2011年6月28日火曜日

さて問題。

西日本で、6月から7月に用水路でよく見かけるこのピンク色のにくい奴。
さて、一体なんでしょう。

正解はこちら




























ちなみに、この写真は6/17に福山平成大学北100mほどの用水路で撮影しました。
まだ出始めで、このひとつしか見かけませんでした。
数年前から大量に見かけるようになり、農家の人は困っているそうです。
卵のうちに潰してくれ、と近所のおじさんたちに頼まれてます。
見かけたらひたすら潰します。
用水路の壁部に、この卵が100個くらいへばりつく様子は、ぞっとします。

2011年6月27日月曜日

エアコンのこと。

たいへんに暑くなってまいりました。
先日は、6月にしてすでに熊谷で39度を超えたとのこと。。。猛暑:はや夏本番!?(毎日jpより)

世間一般に、エアコンのエコな使い方として
①設定温度を上げる
②除湿にする
があると思います。

①はもはや常識。
1℃あげることで10%の節電効果あり、とのうわさ。
あくまで一定条件での試算なので注意が必要。
※日本人が数字に弱いことがあちこちで徹底的に証明されているとのうわさもある。
※地震関係、放射能関係など、数値を出しておけば安心?する民族なのか。
扇風機などとの併用でさらに効果UP。
ただし、あちこちの電気屋さんで扇風機売り切れで、品薄状態です。

モンダイは②。
これはエアコンの性能にも左右される。
「冷房」と「除湿」(livedoorニュースより)
意外と電気代がかかるかもしれないのが「除湿」です。
機種によっては除湿のほうが電気代がかかるのです。
ちなみに、最安価格帯では、Panasonicは弱冷房方式の除湿(つまり除湿のほうが電気代が安い)で、
ダイキンは再熱除湿方式で、冷房したほうが電気代は安くなる。
あくまで、一定条件内での話しなので、どのケースにもあてはまるわけではなさそうだ。

この夏も猛暑が予想されるなか、愛犬のひんやりジェルマットを購入した。
結果、半日で噛み砕かれ、廃棄処分になりました、ちーん。。。
¥1,300くらいだったでしょうか@60cm×45cm
お高いおもちゃでございました。

暑さを乗り切る方法、建築的にもしっかり模索しなくてはなりません。

休日。6/26。



 久しぶりにゆっくりした日曜日だった気がする。
朝から、神石高原町の仙養ヶ原に行ってきた。
この春にできたドッグランを視察するため。
あいにくの雨・曇りの天気だったが、酷暑よりはましか。
ムスメは外で遊べず不満ぎみだったが。
ドッグランは、意外と狭かった(^^;
どうせならゴルフ場を開放していただいたほうが、うちのさくらもさぞや喜ぶだろう(笑)
僕はゴルフをしないので、関係者の意見は当然NOなんでしょうが。
帰りに、神石高原町道の駅でメンチカツを買い、食べながら帰宅。

雨あがりの公園で、ムスメが今はまっている逆上がりの練習をしました。
4歳の子が、逆上がりなんて挑戦するんですね。
僕の記憶では小学校の中学年だったんですが・・・
まだ奇跡の数回しかできてないのですが、体中の筋力は相当アップしてるようです。
上左の写真がそう。
奥にいる奥方はご愛敬。
このポーズで5秒くらいは楽勝でしょうか。
大人ならこうもいきません。たぶん。

その後は夕食までハンモックで夕涼み。

いいですね、ゆったりした休日。
※最近Familyネタばかり

2011年6月22日水曜日

さくら3ヶ月。梅雨




昨日、M夫妻とエルフ君がたずねてきてくださった。
さくらは、エルフ君と初のご対面で、もう大はしゃぎ!
5歳?のエルフ君との記念撮影忘れておりましたが、それはもう飛びついたり、嘗め回したり、上になったり下になったりの大騒ぎ。心拍数MAXだったことでしょう。
きっと、さくらも親元・兄弟たちと離れて寂しかったに違いありません。
久しぶりに「犬族」との交流に、我を忘れたひとときだったのでしょう。

しかし、このあと、ついに激しい?とまでいえるM夫妻による恐怖の調教が待っていたのです(笑)
(かなりオーバーですが、さくらの気持ちになってみました。)
この3ヶ月時期くらいから「犬を人間に服従させる」ということをしっかり身につかせておかないと、のちのち30kgクラスの大型犬は、コントロールできなくなり大変困ったことになるそうです。
服従とは、これすなわち人間主体であることを犬にわからしめ、いつ何時も犬が優位にたつことはないんだぞ、と身をもって徹底的に教え込まなくてはならないことのようです。
Mさんによる恫喝・・・あぁ、さくら(笑)
えぇ、なんとなくはこちらもわかっておりましたし、普段からも僕が恫喝してはおったのですが・・・

Mさんによる調教も、ものの数分で服従をみせる態度にかわってきました。
Mさん夫妻曰く、かしこい子だと。オヤバカなものですから、じんわりうれしかったですね。(^^)
そして、Mさんは僕にもやってみろ、と。
見よう見まねでやってみました。
ものの数分で、服従のはずが・・・
キャイーン、ワンワン、いごいご、がぶり。
見事に飼い犬に手を噛まれたなさけない主人ぶり(笑)
S気が足りなかったのか、再度挑戦。
時間はかかりましたが、なんとかそのそぶりは見せてくれました。
Mさんを横目でチラチラ見ながらでしたが・・・(笑)

そのあと、つめきりを教えてもらったり、日々のケアを教えてもらったりと、大満足な時間でした。
M夫妻、エルフ君、ありがとうございました!

2011年6月12日日曜日

福山城登城。

ムスメ4歳 物憂げな女性のポーズ
 4歳のムスメと福山城に登城してきた。
なぜなに嬢は、石垣の袂で物憂げな女性としてポーズを決める。
将来が恐ろしくなるくらいの自我演出力。

なぜなに嬢との問答。
Q:「なんでこんなに城はでかいん?」
A:「敵を見つけやすいためだし、敵から殺されにくいところに住むためだよ。」
Q:「なんで見つけんといけんのん?」
A:「見つけんと殺されるからだよ」
Q:「なんで殺すん?」
天守最上階から北東を望む
A:「自分の土地を広げたいからかなぁ。他人の土地を奪って自分のものにしたいんじゃないかな」
Q:「どうやって殺すん?」
Q:「敵ってなんなん?」
Q:「鎧ってなんなん?」
Q:「なんで爆弾をおとすん?(福山大空襲で天守ほかが焼失したこと)」
Q:「なんでこの城はほんものじゃないん?(コンクリートを偽モノと説明してしまった結果の質問)」
Q:「殿様とお姫様見たかったなぁ」

終始、冷や汗モノの問答を天守最上階で繰り広げたのでした。
江戸時代の社会構造や暮らしぶり、戦争のことや、戦後復興のこと、たくさん二人で考えました。
梅雨時期、小雨の午前9時すぎ。とても有意義な時間でした。

2011年6月10日金曜日

なんとフルボディのボックスワイン。

★カベルネとシラーズのフルボディな赤ワイン!

あるんですねぇ。フルボディが。しかもアルコール13.5%!

普段からボックスワインを愛用してますが、軽すぎるなぁ、と思っていました。

特にカリフォルニアワインは、私には軽すぎます。

普段は、イタリア・スペイン産のをあれこれチョイスしております。

ほかにもいろいろありそうですね。

ためしに一度飲んでみたいと思います。

2011年6月8日水曜日

文化の類。

伏見稲荷大社
文化は言うまでもなく歴史の積み重ねで成立する。
「ぱっ」と出の、ブームはすなわち文化とはならない。
しかし、ブームを繰り返し文化になったともいえる。
最近、ニッポンの文化を考える機会が多い。
仕事柄かもしれないし、今福山の城下町を勉強しているからかもしれない。


■酒や焼酎。
その背景は言わずもがな、壮大だ。
米を主体に、南方では芋から生まれた蒸留酒が今も人気が衰えない。
新しい酒やカクテルも生まれているようだが、まだ文化にはなっていないか。
ブームが繰り返される「ハイボール」はだんだん文化として定着するんだろうか。
酎ハイは、いくら根づいても「文化」といいたくない気がする。
日本全体の大きなシステムや風土がバックボーンにあるから「文化」たりえるのか。

■食。
崇高なスタンダード。これなしには生きている喜びさえ失う。
刺身にてんぷら、寿司、カラオケ(いや、これは違った)
地元独特の加工品も偉大なる文化。
愛媛のじゃこ天は好物だし、福岡の明太子もたまらん。
お好み焼きももはや文化といっていい領域にきたのかも。
でも、ハンバーガーはどことなくニッポン文化と平行線な気がする。
歴史は長いのでしょうけれど。

■芸術。
華道・茶道、能や狂言、日本画に浮世絵。
トンネルに書いてある落書きは、どうやったって文化にはならん。
でも、アニメは文化になってる気がする。。。

■嗜好品。
コーヒーや紅茶、煙草も堂々と世にあふれている。
隠れ愛好家(笑)まで存在すれば、それはもう立派な文化?

■不倫。
・・・・某有名芸能人のお言葉。
長い歴史でみると、「お忍び」やら「夜ばい」もあり、まぁ言えなくもない。
倫理的におすすめはしませんが、すたれない立派な?文化のひとつかも。

■着物。
いわゆる「着物」。
今では、年に1度どころか、一生に2~3度?袖を通すか?というほど廃れているように思う。
麻や絣、作務衣や浴衣など普段に活かせる大事な文化のように思う。
しかし、下着だけは・・・ふんどし、したことありません。

■建物。
最近の木造住宅は、まったく木部が見えない。
木造、というより違ったかわゆいネーミング募集中(嘘)。

「歴史」と「本物」と「固有」、そして「愛好」がセットで「文化」、という感。

2011年6月3日金曜日

ビジネスと職人。

一般的に、建築とは請負契約です。

請負 - Wikipedia


請負(うけおい)とは、民法の典型契約の一種であり、当事者の一方(請負人)が相手方に対し仕事の完成を約し、他方(注文者)がこの仕事の完成に対する報酬を支払うことを約することにより成立する(民法632条)。


この請負人は、多くの場合「建設会社」「工務店」であり、また設計契約も同様請負契約ですから「設計事務所」も請負人に該当します。この請負契約は、一般にビジネスです。お金を儲けるために、会社組織または個人が受注合戦を繰り広げております。

しかし。
多くの職人は、概ねビジネスとは無縁です。(だったはず、といってもいいかもしれません。)
ひたすらにいい仕事のことだけを考え、腕を磨き、常人には到底まねのできない領域を目指す。
「お金の計算をしはじめたら、職人じゃない」とは、とある棟梁の言葉。
また、永六輔さんの名言に「職人が自分で仕事の質を落とすってことは考えられません。
世間や客が質を落とせって言っている場合が多いですね。
連中は売れりゃいい、買えりゃいいんですから。」というのがあります。
※質は金額と置きかえられるでしょうか。

ドイツのマイスター制度は、国がしっかりとその立場を守っているように思います。
日本の場合は、自分で守らなきゃ、誰も(国も)守ってくれません。
請負契約の末端で働く職人たちは、「弱者」だなぁ、と感じることが少なくありません。
「日当」、つまりその日の稼ぎの積み重ねでしかお給料を計算できない建築職人は、
退職金もないし、有給休暇もない。働いた分だけです。

だから、請負人様やお客さまに守っていただきたいのです。
昔はしっかり守っていただいていたような気がします。

海外の名言にこういう言葉あるそうです。
「自分の手を使って仕事をする人は労働者。
自分の手と頭を使って仕事をする人は職人。
自分の頭と他人の手を使って仕事をする人はエグゼクティブである。」
エグゼクティブより職人がかっこいいと思う人が増えればいいなぁ。。。
がんばろう、技術力のニッポン!!

2011年6月1日水曜日

目に見えぬものの恐怖。

日本は現在、『放射能』という目に見えぬものへの恐怖におびえています。
日常生活においても、目に見えぬ恐怖はたくさんあります。携帯電話の身体への影響が話題になっておるようです。こちら。

もちろん、建築においても目に見えぬ恐怖は存在しております。
地中の活断層や、地下水。
地中障害物や液状化の原因となる埋め立て地(※近年の研究で、都心部などのいわゆる海岸地区の埋め立てだけではなく、旧河川跡や池跡や水田跡なども発生しやすい地質であることが分かってきたそうです。【Wikipedia】)。
また、古くなったガソリンスタンドの地下貯蔵タンクの劣化で油が流出。
これらは主に地中の恐怖。
エネルギー問題は、今や恐怖の部類かもしれません。
数年前、調理機器の選定でずいぶん頭を悩ませたことがあります。

「電磁波」です。

家電製品からも多く出ている噂?の電磁波。
そうです。賢いアナタはもうおわかりのはず。
IHクッキングヒーターです。
ガスレンジに代わる商品として、現在圧倒的な人気を誇るIHクッキングヒーター。
電子レンジにも共通する調理法ですが、箱で囲まれた電子レンジよりも、圧倒的に人体に浴びる電磁波レベルが圧倒的に高い、そうです。

そもそも、電磁波が人体に与える影響もどこかあいまいなんです。
調べれば調べるほどわからなくなる・・・・
国の基準も、海外とは異なるようです。
だから、メーカーの公表している数値も、それがどこまで意味のある数値なのかわからない。
ちなみに、WHO(世界保健機構)世界基準として4ミリガウスを設定しているようです。
日本は・・・
総務省が基準を出すには出していますが、スイスの「4μW/cm2」と比べて、日本の電磁波防護基準は「1000μW/cm2」というのですから、どう理解すればいいのかわかりません。

ガスでもない、IHでもない、調理器具といえば。。。
「ラジエントヒーター」という選択肢を当時は採用しました。
電磁波ではなく、赤外線で調理をする、というもので、ヨーロッパなどでは結構普通にみられるそうです。
夏は、電熱線が冷めるまでは激しい熱さが続きます。

自分の家にもIHクッキングヒーターを採用しております。
深く考慮すべきなのに、それを選択している自分。
お客様にも、便利だと勧めている自分。

恐怖なのかそうでないのかさえもわからなくなります。
思考停止状態から脱するヒントはどこにあるのでしょう。

※参考電磁波ナビというHP
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