2011年5月31日火曜日

初登場、さくらちゃん。

FBでは何度か登場しましたが、改めまして。
平成23年5月29日に我が家にやってきた、待望の家族。
フラットコーティッドレトリバーのさくら(♀)です。
生後2ヶ月間、兵庫のブリーダー様で9人兄弟の長女として育ち、ついに来福。

出会いはWEB。偶然パピー(子犬のこと)情報をみかけ、あとはとんとん拍子でした。3月29日生まれ。

家族に迎えることを決めてからはもうばたばたでした。密集した住宅団地内ではあるし、近所に犬を飼っている世帯も少なくないため、屋内で飼うだろうことは、家族では決めてあったのですが、今まで屋内で犬など飼ったことありません。

拙宅は、約2年前に新築したばかり。。。
いろいろ、あきらめるとして。。。

今回は、床材のお話。
我が家はLDKを開放して、さくらに自由に住んでいただくことにしました。
床材は、ご他聞にもれず、フローリングです。表面にウレタン塗装が施された床材はツルツルピカピカでたいへん滑ります。傷には強いし、お手入れもワックスいらずの乾拭きでOK、という優れものの床材のはずが、お犬様対応となるとまったく別問題。この犬種に限らず、このツルツルピカピカで関節を傷めることが多いそうです。

そこで、我が家に採用したのは、コルクジョイントマットです。表面1mmだけ無垢のコルクが張ってあり、基材はビニールサンダルにも用いられるEVAスポンジ7mmの、計厚さ8mm。ジグソーパズルのように溝を組み合わせて床に置いていくだけです。家族3人で30cm四方のマット約240枚を並べました。結構あっという間でした。

感想はというと、まずは表面のコルク。滑りません。またワインの栓にも用いられるくらいですから、当然水や汚れにも強い!万が一激しく汚れたり損傷しても、30cm四方のマットを部分的に取り替えるだけ。ネット通販などだと100円/枚を切ってますから、コストパフォーマンスもいいし、何せ業者を呼ばなくていい。
食事の粗相や糞尿の粗相が頻発するパピー期ですが、これなら安心!?
また基材のEVAスポンジも、たいへんクッション性に優れ、人間が歩くのもなんだか病みつきになります。フラットが飛んだりはねたりしても関節への負担は少ないと思います。

しかし、まだ新居になれないのか、親兄弟と離れて寂しいのか、不安定な日が続きます。おかげで寝不足。でも、うれしい寝不足。

2011年5月24日火曜日

Atta la Ena.2

ブランド名などではない。
あったらいいな、と思うMono。

■「20℃」記憶発熱ユニット。商品名『Alla Potto sule』

発熱・蓄熱・自然放熱の性能が優れた新ジャンル機能体。
インテリア兼暖房兼ペット!?
衣類ではすっかりおなじみの発熱素材の技術と
、形状記憶をする合金や繊維・ポリマー技術、
そしてバイオ研究による酵母維持技術が、複雑系技術者によりついに融合!
完全有機質素材で自然への負担を最小限に抑えたスグレモノ。
「20℃」以下になると、必死になって20℃を保とうとするスゴイヤツ。
電気イリマセン。
「20℃」以下になると、内部に住む酵母が活動を始めます。
この酵母、20℃だと仮死状態になります。
しかし一旦20℃以下になるとひたすら「20℃」へ向けて努力をするんです。
エサは水分。カラフルな蓄熱ポリマーがぐんぐん水を吸い込みます。
デスクトップに最適な10cm角のサイコロ状ユニット。
色も選べる256色!
ナウでヤングなニクイやつ♪
オシャレな受け皿で、お部屋のインテリアとしてもお楽しみいただけます。
ただし、極寒地区では水も凍るので、エサ不足に要注意・・・

Atta la Ena.

ブランド名などではない。
あったらいいな、と思うMono。

■小さいモジュールの太陽光発電。商品名『Sola Millo』

冷蔵庫など常時必要な電力は自由化された”電気屋”さんから購入。
そして、「ぜいたく」品<TVや音楽の視聴、空調設備>だけ、蓄電してくれる太陽光発電モジュール。
蓄電池(コンデンサー)もサイズが豊富。
どれだけ「ぜいたく」したいかによって、小モジュールをユニット設置できる。
ユニット買い足しも自由自在。
1ユニットで6帖間エアコン1台可動します。
晴天が少ないときは、ぜいたくを我慢する仕様。
電池切れのときには「ソラミロ」とアナウンスがある。

夫婦の趣向。



工務店という職種は、無論「住まう」空間のご提案であり、そこに住まう人を知らずに工事をすることは、本来 ない。あってはいけない、と思う。しかし、実際には最近モデルハウス(建売住宅を最近こう呼ぶ)等の工事も少なくない。営業システムとしては、間違っているとは言わないが。

新築にしろ、リフォームにしろ、住まう方と打ち合わせをする。
家族そろって打ち合わせに同席していただき、できれば、子供やご隠居、ペット様までご意見頂戴し、その場その場でモノやコトが確定していくことが理想だが、なかなかそうはいかない。
またときに地形や気候に悩まされ、隣人や周辺環境に苦慮する。
予算も、提案者という立場のはずが、胃が痛い思いをすることも少なくない。

「夫婦の趣向」の違いも、ときに大きな障壁となりうる。
色や柄の好みなどは、まず合わない。
外壁もなかなか決まらないこと数知れず。
キッチンはたいてい奥様のご意見で通せるが、浴室はこれで結構まとまらない。
こだわる人が増えてうれしい感もあるが、その分、打ち合わせの資料作成には多くの時間を要する。
昔は「主人」の意見が通ることが多かった気がするが、最近は「妻と打ち合わせして決めてください」という「夫」もちらほら。

写真は拙宅のWC。
1つしかない。が、小便器はある。手洗い別で、洋風便器。
便器の数が増えれば、掃除の手間も増える。
それから、照明。便所なんて薄暗いほうがいい、落ち着くとは思っても、具体的な照度となるとこれまたニュアンスは異なる。また、深夜の照明と起きてる時間帯の照度は違う方がいい。

最後に。
「夫婦の仲」の問題とは関係がないことにしておく。

2011年5月21日土曜日

明日のお天気は?

ムスメがお遊戯会で歌ったうた。
とても印象に残るので記念に。

福山市の自転車施策。

昨日の午後。
偶然にも自転車で外回り。
東部建築確認センターから森本製材所へ。
打ち合わせも早く終わったので、ちょうど自転車レーンの社会実験初日ということで、寄ってみました。



とりい酒店付近(駅前大通り東側)から南下。
警備員がたくさんいます。
パイロンが多く置いてありますが、バス停付近には置けないようです。
野上町の交番までで一旦終わり。
信号をわたり、引き返してまた中央図書館付近まで。
思ったほど快適でもなく、まさか既存の道路幅のまま、自転車レーンを設置可能かの実験ではあるまい、と思いをはせつつ、いったいこの実験にいくらかかったのか、ばかり気になりました。

以下、警備員へのインタビューより。
①この社会実験は2週間限定で、2週間後には原状復旧の予定。
②交差点と入口出口に警備員、計20名配置。期間中毎日、7時~19時。夜間はバス停付近に2人配置。
③交差点付近(左折車)との事故が起こらないよう、警備員を配置している。

社会実験だから、毎日警備員20名もいるのでしょうか。
それでは社会実験にはならないと思うのですが。
事故が起こった場合の責任をとりたくない市制の顕れでしょうか。
既存の道路を拡幅も改善もすることなく、そもそも歩車分離ができていない今の日本の交通システムの根本的な改善なくしては、意味のない実験になると思います。つまり、「実験はするにはしたが、うまく機能しないだろうことがこの実験で証明されたので当分見送る」旨の結論が出て終わりなのでしょう。

いろんなことで、これに似たことが起こっている気がします。
古いシステムの上では、「新しくてよいこと」が、もはやたちゆかなくなっているのではないでしょうか。
土台や基礎にあたる部分から本格的にテコ入れしないと、内装の模様替えだけのコテ先リフォームと同じです。

資本主義、化石燃料。
長年かけて積み上げたものが新しくてっとりばやいものに淘汰されること。

新しい社会システムは、現実を見据え、できることから始めていくことから始まる以外にないと思います。
いきなりスーパーヒーローが現れ、スーパーシステムが機能し始めるなんて、空想世界・夢世界です。

そうだ、やはり自転車に乗り続けよう。
そして深く正しく考えつづけよう。福山が好きな街になるように。

2011年5月20日金曜日

放射能。

目に見えない怖いものです。線量計つけて先日福島入りした友人の警察官は「やっと志願がかなった」と複雑な心中をメールで伝えてくれた。建築士会の方も数名被災地入りしているようです。
普段、あまりテレビを見ないのですが、昨晩眠れずついつい見入ってしまった番組が『ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2か月~』(再放送)です。写真の木村氏は、キャリアを捨て、長年培ってきた放射能の研究を生かしたいと被災地入りし、サンプル採取や測定、分析をされておられました。そこに移される映像は、西日本に住んでいれば想像だにできない風景。
地震の揺れによる破壊や、津波による被害は無論、人がいないまちの惨状。そこに潜むであろう放射能の恐怖。ガイガーカウンターを政府や自治体が住民に配布していないため、ホットスポット(局地的に放射能レベルが高くなっている地域)に”避難したつもり”の住民に容赦なく事実とカメラが向けられる。

言葉が出ない。

先日、ムスメに買った絵本『星のおうじさま』(サンテグジュペリ著)のなかに出てくる「大切なものは目に見えない」というワードと重なり、余計に眠れなくなってしまいました。「放射能」は負の大切なものです。20世紀、これなしでエネルギー問題は語れませんし、唯一無二の被爆国ニッポンが率先して原子力の過去・現在・未来を語り、語る場を設け、実行せねばならないはずです。

FBでお友達になった方の言葉が思い返されます。「コンプレックスが無く、お金欲しさでなく、見識が深く、世界と時代と未来を見据えたリーダーを心から希望します。(K様)」
心からそう思います。

2011年5月16日月曜日

ローズキャンドルナイト~ばら祭り2011

スナップショット。
強風の土曜日だった。キャンドルの点灯に苦慮。やがて風も止む。
週半ばでは3日続いた5月としては記録的な大雨。蝶が汚れていた。
汗ばむ昼間が嘘のように、涼風そよぐばら公園内は多くの人でにぎわっていた。



2011年5月10日火曜日

気づきのチカラ。

恩師である、故無漏田芳信教授がおっしゃっていた「気づき力」という言葉をふと思い出した。
「気づき力」を鍛えることで、問題点がより明確に見え、有効な解決策への糸口がより近く確実になる、云々といった内容だったように思う。それを聞いたのが25歳くらいの頃だったろうか。
FBをするようになって、「気づき力」をキーワードにいろんな方のコメント等を見ていると面白い。
気づきは熟知することから始まると考える。
しかし、自分を含め多くの人は熟知の深さ限界を自分で設定し、そこで満足し、思考の深みへ入ることさえ考えもしない。
熟知した気になり、それはすなわち「熟れ」とはならず「慣れ」「狎れ」「馴れ」に向かう。
一旦、「慣れ」「狎れ」「馴れ」になると、なかなか「熟れ」へと転向することも容易ではない。
「気づき力」は「再考力」とも置きかえられるかと思う。
耳をすまし、足を運び、指に触れ、口を動かし、目を開こう。
そして今日もビールがうまい。
なにかあったの?脳内ごみを集めただけ。
※画像と本文は関係ありません
※ちなみに、姫路セントラルパークの猿 2011/05/04

2011年5月5日木曜日

こどもの日。

本日はこどもの日。
大人がゆっくりしたかろうが、こどもの日(笑)
というわけで、奥様にはお留守番兼たまった雑用処理のため自宅待機していただき、
ムスメと二人、芦田川漕艇場のふれあいボート交流会に参加してきました。
数人の知人にご挨拶し、ナックル艇に乗艇。なんと4歳のムスメも補助席に同情・同乗させていただけることになりました(笑)ありがとうございます。
約15年ぶりの乗艇、とっても気分爽快で楽しかったです。
天気は朝は曇りだったんですが、だんだん晴れ間がさしてきて、9時すぎにはすっかりいいお天気でした。ムスメも、周りを大人たちに囲まれ緊張しておりましたが、あとで「キャッチ」の掛け声をもっと大きな声ですればよかったと、いっしょに練習させられました(笑)
せっかくのこういう会。
率直に言えば、もっと人がたくさん集まればいいのにと思いました。
まだまだ漕艇の文化は福山には根付いておりません。これからに期待です。

ふれあいボート交流会のあとは、グリーンラインへドライブ。
ファミリーパークは人でごった返しておりましたので、スルーして展望台へ。
平成23年3月の完成とあったグリーンラインの新展望台。右下に小さく写るは我がムスメ。














ちなみに建替え前の古いものは、こちら。










このあと、ガレワンさんのガレカツサンドをむさぼり、エブリィでお買い物して、マクドナルドで遅い昼食を買って帰宅でした。
明日から仕事です。がんばろ。

2011年5月1日日曜日

安芸灘とびしま海道。

2011年4月29日(金)昭和の日
福山市神辺町を6:20に出発。GW(今年の大型連休は9連休)初日の混雑を避けるため、早めに出発。福山東ICから山陽自動車道に乗る。軽快すいすいだ。高屋JCTから東広島・呉自動車道へ移り、いざ安芸灘大橋を目指す。呉市街地よりも10kmほど東のため、あっという間に着く感がある。工事中の第二音戸大橋もみたかったが、後回し。
安芸灘大橋ふもとに8:00着。ここのパーキングに車を置かせてもらう。(管理事務所に申し出ると、申し出済み車両証が貸し出されるのでダッシュボードにおいておく。橋の通行料700円/片道を節約)
当初計画では、竹原港から大崎上島・大崎下島へとフェリーで渡る計画だったが、フェリー時間のロスや、高速道路通行料¥1,000を味わえるうちに、ということで、呉方面からのアタックとなった。いつものサイクリングメンバーが風邪などで来れず、結局2人での走行だった。

さて、出発。
二人とも、あくまで、サイクリングだしツーリング。「本気組」をよそ目に、カジュアルに自転車を楽しむことに徹する。

まずは安芸灘大橋を渡り、一路とびしま最東部の島岡村島を目指す。
(この岡村島だけ「愛媛県」で、とは広島県。)


朝は、風もなく軽快な走り。
途中さしたる休憩もとらず、一気に岡村島を一周して、海の駅とびしま館へ寄る。
ミノウラ製自転車スタンドが随所に用意してあるが、高すぎてなんかへん(笑)
塩好きなムスメに「海人の藻塩」100g(¥450)を買う。それから、今回の旅の目的のひとつである「御手洗」のまちなみへ。
「御手洗」はオテアライではありません、ミタライです(笑)
江戸時代、風待ちや潮待ちの港町として栄えた御手洗は、平成6年重要伝統的建造物群保存地区として国から選定されている。まちなみの評価は、きれいですが、いまいちです。
やはり、現代的に生活するためにはアルミサッシが必需品なのか、そのせいで台無しになっている気がする。残そうとすることと、生活の拠点でありつづけることは矛盾するのか・・・難しい問題。
ここで、あなご弁当(¥950)をいただきました。
午後一には、トレーニングがてら軽いヒルクライムにアタック。
歴史の見える丘公園まで行った。距離が短いため、さほどのトレーニングにはならず。
来島海峡大橋が間近に見えた。
それから、大崎下島南岸を西へ。帰路ではあるが、強風でかなり苦戦。
万年強風なのか、民家もなく殺風景な道路をひたすら漕いですすむ。
上蒲刈島の「県民の浜」で小休憩。
ここは、昨年冬に第1回が開催された「オレンジライド」のスタート地点。
たいへんきれいな施設で、ビーチも日本の渚・百選に選ばれているくらい美しい。
2度目の昼飯めざし(笑)上蒲刈島北岸へにある「漁師料理かつら亭」へ。天丼やらかま焼きやら食べる。
ここは結構おいしい。また来たいと思わせてくれる店。
最後に残しておいた下蒲刈島を一周し、最後の安芸灘大橋の坂道を上ってゴール。
100kmまであと2kmという微妙な結果で、今回は終了。

【総括】
コンビニがないので、しまなみのように現代的な?サイクリングは望めない。
しかし、全般に道はよく整備されており、車道の幅が狭く交通量が圧倒的に少ない「ほぼ自転車専用道」が多区間存在する。
自動車の交通量も少ないため、サイクリングロードとしてはむしろしまなみより走りやすい。
各橋へのアプローチも若干無理している感じは否めないものの、高低差もしまなみに比べるとラクな気がする。
食事等も自由はきかないが、島の特産品や「県民の浜」やその近辺にも飲食施設がある。
住民は、猟師町としてそこに生活があるためか、サイクリストへの愛想はない。
あまりに好天に恵まれたためか、かなりの好印象。また行きたいルート。