2011年11月11日金曜日

違反建物。

さきほど、国土交通省より、建築士会連合会宛に注意喚起文書が回ってきました。

内容を要約すると
・・・「岩手県内で、4号建築物※において壁量不足※の建物が(平成11年から17年)73件確認された」とのこと。

ここでいう、4号建築物
これは、建物を建築する際に必要な申請(建築確認申請)の区分で、木造だと2階建て以下で高さや床面積が一定以下のもの、鉄骨やRC造だと平屋で床面積が一定以下のもの、が含まれます。

平たくいえば、建築士にとっては設計することが比較的「簡単な建物」です。
イメージとしては「木造2階建ての住宅」がぴったり当てはまります。

建築基準法上、この4号建築物には特例措置があって、建築確認申請書に添付しなくていい項目がたくさんあります。つまり、


『「簡単な建物」なんだから、建築士のモラルで責任もって設計してください。そこに関しては審査を省略します』


ということになっているんです。
すべての建築物を小さなところまで、事細かに審査することは労力に対して効果が薄い、という観点も含まれています。

しかし、今回の通達で建物の壁量不足が指摘されたわけです。
壁量とは、「筋交い」のことです。

建築確認申請書に添付しなくていい項目を、設計者がチェックしなくていい(もしくは重要視しなくていい)項目と捉えていたんでしょうか。


無知だったのか、悪意(知っててやった)のことだったのか。


この、特例措置も廃止案はずいぶん前から出ているようです。
どちらにしても、この建築士は罰せられねばならないでしょうし、こういう建築士が一人でも減るよう業界は努力をせねばなりません。

◯ネハ氏の構造計算書偽装事件以来、矢面に立たされてきた建築士。
その環境は非常に厳しく、待遇もいいとは言えない。。。。

しかし、がんばりましょう!
地震の国ニッポンで、誇れる建物をたくさん建ててきた実績があります。
ビルや超高層ビルを設計する人だけが建築士ではありません!
住宅を設計する人は、ただのコーディネーターではないのですよ!
誇りを持って仕事に臨みましょう!
一人ひとりの建築士が力を合わせ、この国に安全で美しくてかっこいい建物をたくさん建てましょう!
それが、私たち建築士の使命です!

※写真は、ピサの斜塔より傾いているとギネスに認定された、ドイツのSuurhusen村にある教会の尖塔 http://gigazine.net/news/20071107_lean_more_pisa/より

2011年10月3日月曜日

2011秋、さくら。

最近、めっきり寒くなってきました。 朝の散歩もそろそろ手袋が必要かも・・・

さて、10/2(日)に、家族と世羅高原にドライブに行ってきました。
道中、府中市内を『産業道路』経由で通過しましたが、失礼ながら、なんともさびれて小汚い街になってしまった、という感が否めませんでした。通り沿いの大型店舗の閉店や、解体されて跡地利用が決まっていない『歯抜け』地。
対人口比や、商圏を考慮しても、こんなさびれ方は異常と思わざるをえません・・・
高校生の時は、府中高校まで自転車で通ってましたから、道中楽しい思い出ばかりでした。それが、余計にさみしさを助長させるのかもしれません。

世羅高原は、すっかり秋風。
『大豊農園』さんで、梨狩を楽しみました。
ここでの品種は「豊水」。もぎたてが一番うまい!と知ったかぶりの感情で、たくさん食べる気マンマンでしたが、意外と食べれないもんですね(^^;

つづいて、『せら夢公園』。ここはなんとも気持ちのいい丘でした。丘全体を見渡せるすり鉢状の公園。子供向けの遊具が豊富で、ゆったり配置してあって、ゆっくり秋の空気を満喫できました。
ここで、嫁とムスメが遊具に夢中になっているあいだ、さくらをひたすらお散歩させてました。
大型犬で黒いせいか、小さな男の子はたいてい怖がって逃げて行きます・・・(^^;
しかし、人が大好きで愛きょうたっぷりのフラット。
たくさんの人になでてもらい、たくさんの人にべろべろ攻撃してました(笑)
そこでは、みなさんにたくさんのおほめの言葉をいただきました!!
「かわいい!」
 「毛艶が最高!」
 「かしこそう!」
 「まだ子供なの??」
 「凛々しい!!」
みなさまに褒められて、すっかり上機嫌のさくらでした。
※ただし、せらに着く直前、社内で車酔いのためリバース・・・
ランチは、木陰でカップラーメン。
我が家は、日曜日のブランチをよく屋外でします。山や海で食べるブランチは贅沢なひとときでございます。

昼からは、せらゆめ公園に併設されている『せらワイナリー』さんに、ちらと酔ってみました。いや、寄ってみました(笑)
カベルネ種やメルロー種もありましたが、マスカットワインが人気のようでした。甘いです・・・
試飲だけして帰路につきました。。。

途中、FB友達の『世羅高原農場』の吉宗さまよりわざわざご連絡いただきましたが、寄れませんでした・・・
ダリアが満開のようでしたので寄ってみたかったのですが、すみません・・・・

というわけで、さくら自慢でした(笑)

2011年9月6日火曜日

ムスメと大阪。

おじが北陸で旅行代理店をやってる関係で、『Kooza』大阪公演のチケットが手に入った。 大阪までのムスメと二人旅。

 ※嫁はサクラとお留守番。 記録的な台風12号の最中、強行軍で9/3(土)の午前で仕事に切りをつけ、大阪へ向かう決心をつける。
福山駅から、初の九州新幹線『さくら』に搭乗。


   イントネーションがわかなくなってしまった。
   うちのワンコの名は『さくら』。
   『さ』にアクセントがある。
   でも、一般的には、『さくら』はアクセントがない。。。

新大阪まで、台風の追撃を避け、無事到着。
大阪駅から、宿のリーガロイヤルホテルまでシャトルバスで移動。
※KOOZAの会場が、中ノ島で、近接している。
今回、リーガは¥6,000弱/人
激安宿泊なのに、さすがはリーガ。満足感は抜群です。
チェックイン時間まで間があったので、ロビーでムスメとまどろむことに。
頼んだビールとミックスジュースは、なんと¥2,500・・・驚きプライスでした。

部屋で少し休んでから、いざ、『KOOZA』へ!
大満足の公演!
生バンドと女性リードヴォーカル×2人が、普通のサーカスから、ミュージカルへと仕立てあげます。
でも、結局5歳のムスメは最後まで耐え切れず、途中で退出・・・
でも、本人大興奮で、とても満足でした。
公演中は、テントは土砂降りですごい音・・・

ここからは、スマホで見つけた近隣の中華屋さん「551蓬莱」へ。
でも、シュウマイは食べず・・・ムスメ残飯処理でおなかいっぱいでした(^^;
ホテルでお風呂満喫して、ムスメは疲れたのか速攻爆睡。
僕は、ムスメ一人を部屋に残して30Fのバーへ行く気にもなれず(笑)
やむなく部屋で一人ワイン飲み。
新大阪で買った小説を読んでました。
深夜の大阪は雨すごかったです。

翌朝、朝風呂に入り、朝食をリッチに食べ放題して、いざ天保山へ。
田舎の福山とは違って、電車の乗り換えが多いです・・・
観覧車に乗り、たこ焼きを食べ、いざ海遊館へ!
巨大な水槽とサメに見とれながら「しゃーくっ」と叫ぶムスメ。

顔の黒いアジア人観光客が多いなぁ、と感じました。
ムスメはその観光客たちのカッコウの撮影対象に選ばれ、しきりにフラッシュを浴びてました。

そろそろ福山が恋しくなってきたムスメと、帰路につくことに。
外は小雨。
ムスメは、持ってきていたレインコートとレインブーツで、もくもくと大阪港駅まで歩く。
何度か乗り換えして、ようやく新大阪駅。

ずいぶんと被害をもたらした台風12号も、僕らの行路を遠慮して通っていたようで、
ほとんど台風を感じることなく、楽しい旅になりました。

ムスメ、5歳。
はじめて母親と離れての旅でした。
僕とふたりの濃密な時間でした。ありがとう、ムスメ。また行こう!

2011年9月5日月曜日

BOXワイン、大人買い~

■TRIVENTO SHIRAZ・MALBEC/トリベント シラーズ・マルベック
赤ワインの中でも人気の品種・シラーと、アルゼンチン特産の品種・マルベックをブレンドした、鮮やかな色合いのフルーティーな赤ワイン。スパイシーなシラーの果実味と、香り豊かなマルベックの味わいが魅力的。ローストミートやスパイシーなお料理に相性バツグン!種類 赤ワイン
生産地 アルゼンチン/メンドーサ
品種 シラー、マルベック
味わい ミディアムボディ
容量 3,000ml
サイズ W17×H22×D10.3(cm)
■FINCA LOS ALTOS TEMPRANILLO /フィンカ・ロス・アルトス テンプラニーリョ スペインを代表する名物品種の「テンプラニーリョ」を100%使用。 ラズベリーやレッドカラントの甘美なアロマが広がります。豊潤な味わいが心地よい余韻となって長く続きます。 種類 赤ワイン
生産地 スペイン/バルデペーニャス
格付 ビノ・デラ・ティエラ
品種 テンプラニーリョ
味わい ミディアムボディ
容量 3,000ml
度数 12%
サイズ W17×H21.5×D10(cm)
■CASTELVECCHIO ROSSO/カステルヴェッキオ ロッソ ピエモンテ名産のバルベーラとドルチェットに、イタリア赤ワインの中で最もポピュラーなサンジョヴェーゼを加えた、イタリアらしさあふれる赤ワイン。濃いルビー色。柔らかくフルーティーな口当たりと程よい酸味でバランスの良い味わい。 種類 赤ワイン
生産地 イタリア/ピエモンテ州
品種 バルベーラ、ドルチェット、サンジョヴェーゼ
味わい ミディアムボディ
容量 3,000ml
サイズ W18.5×H22×D10(cm)
■EL CORTIJO/エル・コルティホ カベルネ・ソーヴィニヨン 程よい凝縮感でバランスの良い味わい!アルコール度数も13.5%と高く、飲み応えがあります!インクのような深いルビーレッド。若々しくクリーンで新鮮な、スイートベリー、カシス、スパイシーなカラント、ラズベリーの香り。ハーモニアスでバランスがよく、ソフトなタンニン。 リッチな味わいが口いっぱいに広がる 種類 赤ワイン
生産地 チリ/ラペルヴァレー
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
味わい フルボディ
容量 3,000ml
度数 13.5%
箱のサイズ W16.5×H21.5×D10.5(cm)
■VOYAGE EN PAYS D' OC/ヴォヤージ
楽天ランキング1位のばか売れバッグインボックスの赤ワイン。 カベルネ種100%で、ジャンジャン社が製造。
生産地 フランス/ラングドック地方
種類 ヴァン・ド・ペイ・ドック
品種 カベルネソーヴィニヨン
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13%
サイズ 縦:約21.5cm×横:約17.5cm×幅:約10.5cm
容量 3000ml

■SANTA REGINA/サンタ レジーナ
凝縮された果実のおいしさと、しっかりとしたタンニンのバランスが絶妙な、スムースでリッチな味わいの赤ワイン。赤いベリーや黒いベリー、カシス、スパイスの香り。アルコールも13%と高めで、しっかり楽しめる赤ワインです。
種類 赤ワイン
生産地 チリ/セントラルヴァレー
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
味わい フルボディ
容量 3,000ml
度数 13%
サイズ W18.9×H22×D9.5(cm)

2011年8月31日水曜日

医療と文化


先日、僕が所属する『無銘会』の講演会に参加してきました。
福山市内でちょう外科の院長をされておられる数野先生が講師でした。
数野先生は、多くのがん患者を看取られてきた経験を活かして、「生と死を考える会」でその遺族の方たちと積極的に交流を図られておられます。そのなかで、先生は「わたしは2.5人称。家族以下、他人以上」の精神で終末医療に立ち向かってこられたそうです。

講習の内容は、時節柄、どうしても原発問題に触れざるをえなかったようです。PPTの資料もそうした関連のものが多くみられました。それはすなわち、「生き方」を考える上で、人間の生の根底が揺らぐ事態ですから、それ抜きには他を語れなかったのだと思います。
また、現在の医療の実態と、戦後の復興という大きな枠組みの中で、主に戦災を受けた諸外国との比較をしながら、その歩み方の違いを明快に語られておられました。

マザー・テレサの言葉「愛の反対は無関心」という言葉を引用されたときは、ずいぶんはっとさせられました。
また、ジョン・レノンの「imagine」は般若心経の世界観そのものだ、ともおっしゃられておりました。
「さわやか山の会」会長を務められる数野先生は、四国霊場巡りをするとき、般若心経とimagineがリンクしたのでしょうか。

終了後の座談会でも、時間を押して活発な意見交換ができ、とても内容のある会であったように思います。

これから、医療とケアマネージャー、という枠組みももっと変わっていかなければならないでしょうし、
いち市民が「無関心」を捨て、「愛」を持って、各世代ごとに・世代を超えて、本気になって、しっかり勉強し、熟考しなければ自分たちが望む未来はないとつくづく思いました。

2011年7月26日火曜日

「君を守りたい」


震災復興のことを考えてて、ずーっと曲名が浮かばなかったこの曲。やっと見つけました。
改めて聞くとすごいいい曲。かっこいい!
キャストも豪勢です。




君を守りたい”PEACE BIRDS ‘88 ALL STARS
作詞/辻仁成  作曲/小暮武彦

OH My sweet girl 恋をした夜はいつもねむれない
そんな時さかだちをして青い地球もちあげるのさ
 君のために やさしくなりたい そして君をあいしたい yea  yea  yea
強くなりたい 強くなって 君のこと守りたい
君のために 素直になりたい そして君にうちあけたい yea  yea  yea
俺の気持ちと きみの気持ちは わりかんでつきあいたい
 みえをはってばかりいたら サイフがからになっちまった
どうしよう どうすればいい かっこつけたらみすかされる
 ※ 星にはきっとかなわない 花にはちょっと及ばない
月にはまるで届かない
やさしくならなければ
 ケンカをして どっちが勝っても スッキリしないのはなぜ yea  yea  yea
俺の気持ちと 君の気持ちは 同じはずなのに
人間だから 同じあやまち くりかえしたくはない yea  yea  yea
たった一人の 君のやさしさ まちつづけていたい
 満月がまぶしすぎて 俺の気持ちはまるみえさ
どうしよう どうすればいい 言葉なんかじゃくどけないぜ
 ※ Repeat
やさしくならなければ
 君を守りたい 俺が守りたい 君を守りたい 俺が守りたい
君を守りたい 俺が守りたい 君を守りたい 俺が守りたい
青い地球の上で
素直にならなければ
やさしくならなければ
ラララ・・・・・ 

’88年参加バンド&アーチスト
 ARB(石橋凌)・ZELDA(石原富紀江・小澤亜子・嶋さちほ・高橋佐代子)・ECHOES (今川勉・辻仁成)・BARBEE BOYS(いまみちともたか)・LA-PPISCH(上田現・狂 市・MAGUMI)・AMAZONS(大滝裕子・斎藤久美・吉川智子)・HOUND DOG(大友康平 ・鮫島秀樹・橋本章司)・ROGUE(奥野敦志)・REBECCA(小田原豊・高橋数之)・ THE BLUE HEARTS(梶原徹也・河口宏之・甲本ヒロト・真島昌利)・ZIGZAG(小泉 章治)・RED WARRIORS(小暮武彦・田所豊)・BAKUHU-SLUMP(サンプラザ中野)・ PEPPER BOYS(柴田裕行)・PEARL(Sho-ta)・PERSONZ(JILL)・LOOK(鈴木徹・ CHEEP)・THE Shamrock(高橋一路・山森正之)・安全地帯(玉置浩二)・ HEARTLAND(西本明)・桑名正博・小松康伸・佐木伸誘・佐野元春・篠原太郎・白井 貴子・SMILEY・世良公則・永井真理子・野本直美・古村敏比古・本田清巳

探し物。

むかし好きでよく飲んでたオレンジジュース。
缶入りで1360ml、500円(税抜)
その名も「Bluebird Orange Juice」
何が違うかって、濃縮還元じゃなくってストレート。
水も砂糖も一切入ってない100%生ジュース。

BARなどにおいてあって、これとBombay Sapphireで作る「Orange Blossom」は格別でした。

福山では昔「TRENDY」という輸入雑貨屋さんで売ってましたが、今はお店がないようです。
どなたか福山市内で売ってるお店をご存知の方おられませんか?

大事なマグ。

いつから使っているかわからないけど、10年は経過していると思います。最初はアウトドア用に購入したダブルチタンマグ。
スノーピークのHP
お値段も結構しますが、当時チタンの加工は難しかったらしく、ステンレスにはない性能と特徴。なにより表面の仕上りや手触りが気に入り一目ぼれでした。
年数がたっても、風合いで出ていい感じです。
現在は、日常用に格上され、毎日これでお茶やコーヒー、焼酎などなんでも使ってます。
今はたいてい何でも「とりあえず」安く購入できます。もちろん、僕もそんな商品が大好きだし(笑)活用しておりますが、こうして大切に使えるものに出会えたことに感謝の気持ちさえ感じます。モノの価値観は時代とともに変わるんでしょうが、ひとつずつ大切なモノが増えていけば豊かな暮らしになるのかもしれません。たくさんはいらない気がします。

2011年7月8日金曜日

BOXワイン、2つ。

我が家では、日常の晩酌にはBOXワインが登場します。
グラスワインで、欲しいときに欲しいだけ飲めるのがなによりなもので。
しかも真空パックになっているので、酸化の心配をしないですみます。

本日、購入の1品目は、チリワイン赤「DEL SOL」
カベルネ・ソーヴィニオン種。ミディアムボディ。3000ml。
DEL SOL CHILE のWEBサイト(音楽が流れます)
シニアソムリエ米野真理子さんもDEL SOLを絶賛しているそうです。
知りませんけど、この人・・・(笑)
瓶のは飲んだことがあるけど、味忘れました(^^;
2品目は、スペインワイン赤「FINCA LOS ALTOS "TEMPRANILLO"」
テンプラニーリョ種。ミディアムボディ?。3000ml。

”ドウシシャさん”のWEBサイト
これは定番で、うちの常備品です。

BOXワインは、カリフォルニアワインが主で、ライトボディが多かったのですが、最近はいろんなものが出てるのでうれしいですね。

非常識。

先日夜中。うちの塀(擁壁)を破壊して逃げたヤツがいる。ついでに、歩道の鉄板もめちゃくちゃにして逃げた。警察に電話して来ていただいたが、「はいこれで事故証明が出せますので」で終わり。
歩道は福山市道なので市役所に電話。すると、神辺は支所が担当だから、本庁ではないとのこと。どっちでもいいが、すぐには直せないとのこと。
結局、自宅の擁壁は自分で直すことになりそうだ・・いつになることやら。
誰ですか。こんなことをして気付かなかったのですか?
それとも、知ってて逃げたのですか?

2011年6月28日火曜日

さて問題。

西日本で、6月から7月に用水路でよく見かけるこのピンク色のにくい奴。
さて、一体なんでしょう。

正解はこちら




























ちなみに、この写真は6/17に福山平成大学北100mほどの用水路で撮影しました。
まだ出始めで、このひとつしか見かけませんでした。
数年前から大量に見かけるようになり、農家の人は困っているそうです。
卵のうちに潰してくれ、と近所のおじさんたちに頼まれてます。
見かけたらひたすら潰します。
用水路の壁部に、この卵が100個くらいへばりつく様子は、ぞっとします。

2011年6月27日月曜日

エアコンのこと。

たいへんに暑くなってまいりました。
先日は、6月にしてすでに熊谷で39度を超えたとのこと。。。猛暑:はや夏本番!?(毎日jpより)

世間一般に、エアコンのエコな使い方として
①設定温度を上げる
②除湿にする
があると思います。

①はもはや常識。
1℃あげることで10%の節電効果あり、とのうわさ。
あくまで一定条件での試算なので注意が必要。
※日本人が数字に弱いことがあちこちで徹底的に証明されているとのうわさもある。
※地震関係、放射能関係など、数値を出しておけば安心?する民族なのか。
扇風機などとの併用でさらに効果UP。
ただし、あちこちの電気屋さんで扇風機売り切れで、品薄状態です。

モンダイは②。
これはエアコンの性能にも左右される。
「冷房」と「除湿」(livedoorニュースより)
意外と電気代がかかるかもしれないのが「除湿」です。
機種によっては除湿のほうが電気代がかかるのです。
ちなみに、最安価格帯では、Panasonicは弱冷房方式の除湿(つまり除湿のほうが電気代が安い)で、
ダイキンは再熱除湿方式で、冷房したほうが電気代は安くなる。
あくまで、一定条件内での話しなので、どのケースにもあてはまるわけではなさそうだ。

この夏も猛暑が予想されるなか、愛犬のひんやりジェルマットを購入した。
結果、半日で噛み砕かれ、廃棄処分になりました、ちーん。。。
¥1,300くらいだったでしょうか@60cm×45cm
お高いおもちゃでございました。

暑さを乗り切る方法、建築的にもしっかり模索しなくてはなりません。

休日。6/26。



 久しぶりにゆっくりした日曜日だった気がする。
朝から、神石高原町の仙養ヶ原に行ってきた。
この春にできたドッグランを視察するため。
あいにくの雨・曇りの天気だったが、酷暑よりはましか。
ムスメは外で遊べず不満ぎみだったが。
ドッグランは、意外と狭かった(^^;
どうせならゴルフ場を開放していただいたほうが、うちのさくらもさぞや喜ぶだろう(笑)
僕はゴルフをしないので、関係者の意見は当然NOなんでしょうが。
帰りに、神石高原町道の駅でメンチカツを買い、食べながら帰宅。

雨あがりの公園で、ムスメが今はまっている逆上がりの練習をしました。
4歳の子が、逆上がりなんて挑戦するんですね。
僕の記憶では小学校の中学年だったんですが・・・
まだ奇跡の数回しかできてないのですが、体中の筋力は相当アップしてるようです。
上左の写真がそう。
奥にいる奥方はご愛敬。
このポーズで5秒くらいは楽勝でしょうか。
大人ならこうもいきません。たぶん。

その後は夕食までハンモックで夕涼み。

いいですね、ゆったりした休日。
※最近Familyネタばかり

2011年6月22日水曜日

さくら3ヶ月。梅雨




昨日、M夫妻とエルフ君がたずねてきてくださった。
さくらは、エルフ君と初のご対面で、もう大はしゃぎ!
5歳?のエルフ君との記念撮影忘れておりましたが、それはもう飛びついたり、嘗め回したり、上になったり下になったりの大騒ぎ。心拍数MAXだったことでしょう。
きっと、さくらも親元・兄弟たちと離れて寂しかったに違いありません。
久しぶりに「犬族」との交流に、我を忘れたひとときだったのでしょう。

しかし、このあと、ついに激しい?とまでいえるM夫妻による恐怖の調教が待っていたのです(笑)
(かなりオーバーですが、さくらの気持ちになってみました。)
この3ヶ月時期くらいから「犬を人間に服従させる」ということをしっかり身につかせておかないと、のちのち30kgクラスの大型犬は、コントロールできなくなり大変困ったことになるそうです。
服従とは、これすなわち人間主体であることを犬にわからしめ、いつ何時も犬が優位にたつことはないんだぞ、と身をもって徹底的に教え込まなくてはならないことのようです。
Mさんによる恫喝・・・あぁ、さくら(笑)
えぇ、なんとなくはこちらもわかっておりましたし、普段からも僕が恫喝してはおったのですが・・・

Mさんによる調教も、ものの数分で服従をみせる態度にかわってきました。
Mさん夫妻曰く、かしこい子だと。オヤバカなものですから、じんわりうれしかったですね。(^^)
そして、Mさんは僕にもやってみろ、と。
見よう見まねでやってみました。
ものの数分で、服従のはずが・・・
キャイーン、ワンワン、いごいご、がぶり。
見事に飼い犬に手を噛まれたなさけない主人ぶり(笑)
S気が足りなかったのか、再度挑戦。
時間はかかりましたが、なんとかそのそぶりは見せてくれました。
Mさんを横目でチラチラ見ながらでしたが・・・(笑)

そのあと、つめきりを教えてもらったり、日々のケアを教えてもらったりと、大満足な時間でした。
M夫妻、エルフ君、ありがとうございました!

2011年6月12日日曜日

福山城登城。

ムスメ4歳 物憂げな女性のポーズ
 4歳のムスメと福山城に登城してきた。
なぜなに嬢は、石垣の袂で物憂げな女性としてポーズを決める。
将来が恐ろしくなるくらいの自我演出力。

なぜなに嬢との問答。
Q:「なんでこんなに城はでかいん?」
A:「敵を見つけやすいためだし、敵から殺されにくいところに住むためだよ。」
Q:「なんで見つけんといけんのん?」
A:「見つけんと殺されるからだよ」
Q:「なんで殺すん?」
天守最上階から北東を望む
A:「自分の土地を広げたいからかなぁ。他人の土地を奪って自分のものにしたいんじゃないかな」
Q:「どうやって殺すん?」
Q:「敵ってなんなん?」
Q:「鎧ってなんなん?」
Q:「なんで爆弾をおとすん?(福山大空襲で天守ほかが焼失したこと)」
Q:「なんでこの城はほんものじゃないん?(コンクリートを偽モノと説明してしまった結果の質問)」
Q:「殿様とお姫様見たかったなぁ」

終始、冷や汗モノの問答を天守最上階で繰り広げたのでした。
江戸時代の社会構造や暮らしぶり、戦争のことや、戦後復興のこと、たくさん二人で考えました。
梅雨時期、小雨の午前9時すぎ。とても有意義な時間でした。

2011年6月10日金曜日

なんとフルボディのボックスワイン。

★カベルネとシラーズのフルボディな赤ワイン!

あるんですねぇ。フルボディが。しかもアルコール13.5%!

普段からボックスワインを愛用してますが、軽すぎるなぁ、と思っていました。

特にカリフォルニアワインは、私には軽すぎます。

普段は、イタリア・スペイン産のをあれこれチョイスしております。

ほかにもいろいろありそうですね。

ためしに一度飲んでみたいと思います。

2011年6月8日水曜日

文化の類。

伏見稲荷大社
文化は言うまでもなく歴史の積み重ねで成立する。
「ぱっ」と出の、ブームはすなわち文化とはならない。
しかし、ブームを繰り返し文化になったともいえる。
最近、ニッポンの文化を考える機会が多い。
仕事柄かもしれないし、今福山の城下町を勉強しているからかもしれない。


■酒や焼酎。
その背景は言わずもがな、壮大だ。
米を主体に、南方では芋から生まれた蒸留酒が今も人気が衰えない。
新しい酒やカクテルも生まれているようだが、まだ文化にはなっていないか。
ブームが繰り返される「ハイボール」はだんだん文化として定着するんだろうか。
酎ハイは、いくら根づいても「文化」といいたくない気がする。
日本全体の大きなシステムや風土がバックボーンにあるから「文化」たりえるのか。

■食。
崇高なスタンダード。これなしには生きている喜びさえ失う。
刺身にてんぷら、寿司、カラオケ(いや、これは違った)
地元独特の加工品も偉大なる文化。
愛媛のじゃこ天は好物だし、福岡の明太子もたまらん。
お好み焼きももはや文化といっていい領域にきたのかも。
でも、ハンバーガーはどことなくニッポン文化と平行線な気がする。
歴史は長いのでしょうけれど。

■芸術。
華道・茶道、能や狂言、日本画に浮世絵。
トンネルに書いてある落書きは、どうやったって文化にはならん。
でも、アニメは文化になってる気がする。。。

■嗜好品。
コーヒーや紅茶、煙草も堂々と世にあふれている。
隠れ愛好家(笑)まで存在すれば、それはもう立派な文化?

■不倫。
・・・・某有名芸能人のお言葉。
長い歴史でみると、「お忍び」やら「夜ばい」もあり、まぁ言えなくもない。
倫理的におすすめはしませんが、すたれない立派な?文化のひとつかも。

■着物。
いわゆる「着物」。
今では、年に1度どころか、一生に2~3度?袖を通すか?というほど廃れているように思う。
麻や絣、作務衣や浴衣など普段に活かせる大事な文化のように思う。
しかし、下着だけは・・・ふんどし、したことありません。

■建物。
最近の木造住宅は、まったく木部が見えない。
木造、というより違ったかわゆいネーミング募集中(嘘)。

「歴史」と「本物」と「固有」、そして「愛好」がセットで「文化」、という感。

2011年6月3日金曜日

ビジネスと職人。

一般的に、建築とは請負契約です。

請負 - Wikipedia


請負(うけおい)とは、民法の典型契約の一種であり、当事者の一方(請負人)が相手方に対し仕事の完成を約し、他方(注文者)がこの仕事の完成に対する報酬を支払うことを約することにより成立する(民法632条)。


この請負人は、多くの場合「建設会社」「工務店」であり、また設計契約も同様請負契約ですから「設計事務所」も請負人に該当します。この請負契約は、一般にビジネスです。お金を儲けるために、会社組織または個人が受注合戦を繰り広げております。

しかし。
多くの職人は、概ねビジネスとは無縁です。(だったはず、といってもいいかもしれません。)
ひたすらにいい仕事のことだけを考え、腕を磨き、常人には到底まねのできない領域を目指す。
「お金の計算をしはじめたら、職人じゃない」とは、とある棟梁の言葉。
また、永六輔さんの名言に「職人が自分で仕事の質を落とすってことは考えられません。
世間や客が質を落とせって言っている場合が多いですね。
連中は売れりゃいい、買えりゃいいんですから。」というのがあります。
※質は金額と置きかえられるでしょうか。

ドイツのマイスター制度は、国がしっかりとその立場を守っているように思います。
日本の場合は、自分で守らなきゃ、誰も(国も)守ってくれません。
請負契約の末端で働く職人たちは、「弱者」だなぁ、と感じることが少なくありません。
「日当」、つまりその日の稼ぎの積み重ねでしかお給料を計算できない建築職人は、
退職金もないし、有給休暇もない。働いた分だけです。

だから、請負人様やお客さまに守っていただきたいのです。
昔はしっかり守っていただいていたような気がします。

海外の名言にこういう言葉あるそうです。
「自分の手を使って仕事をする人は労働者。
自分の手と頭を使って仕事をする人は職人。
自分の頭と他人の手を使って仕事をする人はエグゼクティブである。」
エグゼクティブより職人がかっこいいと思う人が増えればいいなぁ。。。
がんばろう、技術力のニッポン!!

2011年6月1日水曜日

目に見えぬものの恐怖。

日本は現在、『放射能』という目に見えぬものへの恐怖におびえています。
日常生活においても、目に見えぬ恐怖はたくさんあります。携帯電話の身体への影響が話題になっておるようです。こちら。

もちろん、建築においても目に見えぬ恐怖は存在しております。
地中の活断層や、地下水。
地中障害物や液状化の原因となる埋め立て地(※近年の研究で、都心部などのいわゆる海岸地区の埋め立てだけではなく、旧河川跡や池跡や水田跡なども発生しやすい地質であることが分かってきたそうです。【Wikipedia】)。
また、古くなったガソリンスタンドの地下貯蔵タンクの劣化で油が流出。
これらは主に地中の恐怖。
エネルギー問題は、今や恐怖の部類かもしれません。
数年前、調理機器の選定でずいぶん頭を悩ませたことがあります。

「電磁波」です。

家電製品からも多く出ている噂?の電磁波。
そうです。賢いアナタはもうおわかりのはず。
IHクッキングヒーターです。
ガスレンジに代わる商品として、現在圧倒的な人気を誇るIHクッキングヒーター。
電子レンジにも共通する調理法ですが、箱で囲まれた電子レンジよりも、圧倒的に人体に浴びる電磁波レベルが圧倒的に高い、そうです。

そもそも、電磁波が人体に与える影響もどこかあいまいなんです。
調べれば調べるほどわからなくなる・・・・
国の基準も、海外とは異なるようです。
だから、メーカーの公表している数値も、それがどこまで意味のある数値なのかわからない。
ちなみに、WHO(世界保健機構)世界基準として4ミリガウスを設定しているようです。
日本は・・・
総務省が基準を出すには出していますが、スイスの「4μW/cm2」と比べて、日本の電磁波防護基準は「1000μW/cm2」というのですから、どう理解すればいいのかわかりません。

ガスでもない、IHでもない、調理器具といえば。。。
「ラジエントヒーター」という選択肢を当時は採用しました。
電磁波ではなく、赤外線で調理をする、というもので、ヨーロッパなどでは結構普通にみられるそうです。
夏は、電熱線が冷めるまでは激しい熱さが続きます。

自分の家にもIHクッキングヒーターを採用しております。
深く考慮すべきなのに、それを選択している自分。
お客様にも、便利だと勧めている自分。

恐怖なのかそうでないのかさえもわからなくなります。
思考停止状態から脱するヒントはどこにあるのでしょう。

※参考電磁波ナビというHP
※画像は著作権フリーで本文とは直接関係ありません。

2011年5月31日火曜日

初登場、さくらちゃん。

FBでは何度か登場しましたが、改めまして。
平成23年5月29日に我が家にやってきた、待望の家族。
フラットコーティッドレトリバーのさくら(♀)です。
生後2ヶ月間、兵庫のブリーダー様で9人兄弟の長女として育ち、ついに来福。

出会いはWEB。偶然パピー(子犬のこと)情報をみかけ、あとはとんとん拍子でした。3月29日生まれ。

家族に迎えることを決めてからはもうばたばたでした。密集した住宅団地内ではあるし、近所に犬を飼っている世帯も少なくないため、屋内で飼うだろうことは、家族では決めてあったのですが、今まで屋内で犬など飼ったことありません。

拙宅は、約2年前に新築したばかり。。。
いろいろ、あきらめるとして。。。

今回は、床材のお話。
我が家はLDKを開放して、さくらに自由に住んでいただくことにしました。
床材は、ご他聞にもれず、フローリングです。表面にウレタン塗装が施された床材はツルツルピカピカでたいへん滑ります。傷には強いし、お手入れもワックスいらずの乾拭きでOK、という優れものの床材のはずが、お犬様対応となるとまったく別問題。この犬種に限らず、このツルツルピカピカで関節を傷めることが多いそうです。

そこで、我が家に採用したのは、コルクジョイントマットです。表面1mmだけ無垢のコルクが張ってあり、基材はビニールサンダルにも用いられるEVAスポンジ7mmの、計厚さ8mm。ジグソーパズルのように溝を組み合わせて床に置いていくだけです。家族3人で30cm四方のマット約240枚を並べました。結構あっという間でした。

感想はというと、まずは表面のコルク。滑りません。またワインの栓にも用いられるくらいですから、当然水や汚れにも強い!万が一激しく汚れたり損傷しても、30cm四方のマットを部分的に取り替えるだけ。ネット通販などだと100円/枚を切ってますから、コストパフォーマンスもいいし、何せ業者を呼ばなくていい。
食事の粗相や糞尿の粗相が頻発するパピー期ですが、これなら安心!?
また基材のEVAスポンジも、たいへんクッション性に優れ、人間が歩くのもなんだか病みつきになります。フラットが飛んだりはねたりしても関節への負担は少ないと思います。

しかし、まだ新居になれないのか、親兄弟と離れて寂しいのか、不安定な日が続きます。おかげで寝不足。でも、うれしい寝不足。

2011年5月24日火曜日

Atta la Ena.2

ブランド名などではない。
あったらいいな、と思うMono。

■「20℃」記憶発熱ユニット。商品名『Alla Potto sule』

発熱・蓄熱・自然放熱の性能が優れた新ジャンル機能体。
インテリア兼暖房兼ペット!?
衣類ではすっかりおなじみの発熱素材の技術と
、形状記憶をする合金や繊維・ポリマー技術、
そしてバイオ研究による酵母維持技術が、複雑系技術者によりついに融合!
完全有機質素材で自然への負担を最小限に抑えたスグレモノ。
「20℃」以下になると、必死になって20℃を保とうとするスゴイヤツ。
電気イリマセン。
「20℃」以下になると、内部に住む酵母が活動を始めます。
この酵母、20℃だと仮死状態になります。
しかし一旦20℃以下になるとひたすら「20℃」へ向けて努力をするんです。
エサは水分。カラフルな蓄熱ポリマーがぐんぐん水を吸い込みます。
デスクトップに最適な10cm角のサイコロ状ユニット。
色も選べる256色!
ナウでヤングなニクイやつ♪
オシャレな受け皿で、お部屋のインテリアとしてもお楽しみいただけます。
ただし、極寒地区では水も凍るので、エサ不足に要注意・・・

Atta la Ena.

ブランド名などではない。
あったらいいな、と思うMono。

■小さいモジュールの太陽光発電。商品名『Sola Millo』

冷蔵庫など常時必要な電力は自由化された”電気屋”さんから購入。
そして、「ぜいたく」品<TVや音楽の視聴、空調設備>だけ、蓄電してくれる太陽光発電モジュール。
蓄電池(コンデンサー)もサイズが豊富。
どれだけ「ぜいたく」したいかによって、小モジュールをユニット設置できる。
ユニット買い足しも自由自在。
1ユニットで6帖間エアコン1台可動します。
晴天が少ないときは、ぜいたくを我慢する仕様。
電池切れのときには「ソラミロ」とアナウンスがある。

夫婦の趣向。



工務店という職種は、無論「住まう」空間のご提案であり、そこに住まう人を知らずに工事をすることは、本来 ない。あってはいけない、と思う。しかし、実際には最近モデルハウス(建売住宅を最近こう呼ぶ)等の工事も少なくない。営業システムとしては、間違っているとは言わないが。

新築にしろ、リフォームにしろ、住まう方と打ち合わせをする。
家族そろって打ち合わせに同席していただき、できれば、子供やご隠居、ペット様までご意見頂戴し、その場その場でモノやコトが確定していくことが理想だが、なかなかそうはいかない。
またときに地形や気候に悩まされ、隣人や周辺環境に苦慮する。
予算も、提案者という立場のはずが、胃が痛い思いをすることも少なくない。

「夫婦の趣向」の違いも、ときに大きな障壁となりうる。
色や柄の好みなどは、まず合わない。
外壁もなかなか決まらないこと数知れず。
キッチンはたいてい奥様のご意見で通せるが、浴室はこれで結構まとまらない。
こだわる人が増えてうれしい感もあるが、その分、打ち合わせの資料作成には多くの時間を要する。
昔は「主人」の意見が通ることが多かった気がするが、最近は「妻と打ち合わせして決めてください」という「夫」もちらほら。

写真は拙宅のWC。
1つしかない。が、小便器はある。手洗い別で、洋風便器。
便器の数が増えれば、掃除の手間も増える。
それから、照明。便所なんて薄暗いほうがいい、落ち着くとは思っても、具体的な照度となるとこれまたニュアンスは異なる。また、深夜の照明と起きてる時間帯の照度は違う方がいい。

最後に。
「夫婦の仲」の問題とは関係がないことにしておく。

2011年5月21日土曜日

明日のお天気は?

ムスメがお遊戯会で歌ったうた。
とても印象に残るので記念に。

福山市の自転車施策。

昨日の午後。
偶然にも自転車で外回り。
東部建築確認センターから森本製材所へ。
打ち合わせも早く終わったので、ちょうど自転車レーンの社会実験初日ということで、寄ってみました。



とりい酒店付近(駅前大通り東側)から南下。
警備員がたくさんいます。
パイロンが多く置いてありますが、バス停付近には置けないようです。
野上町の交番までで一旦終わり。
信号をわたり、引き返してまた中央図書館付近まで。
思ったほど快適でもなく、まさか既存の道路幅のまま、自転車レーンを設置可能かの実験ではあるまい、と思いをはせつつ、いったいこの実験にいくらかかったのか、ばかり気になりました。

以下、警備員へのインタビューより。
①この社会実験は2週間限定で、2週間後には原状復旧の予定。
②交差点と入口出口に警備員、計20名配置。期間中毎日、7時~19時。夜間はバス停付近に2人配置。
③交差点付近(左折車)との事故が起こらないよう、警備員を配置している。

社会実験だから、毎日警備員20名もいるのでしょうか。
それでは社会実験にはならないと思うのですが。
事故が起こった場合の責任をとりたくない市制の顕れでしょうか。
既存の道路を拡幅も改善もすることなく、そもそも歩車分離ができていない今の日本の交通システムの根本的な改善なくしては、意味のない実験になると思います。つまり、「実験はするにはしたが、うまく機能しないだろうことがこの実験で証明されたので当分見送る」旨の結論が出て終わりなのでしょう。

いろんなことで、これに似たことが起こっている気がします。
古いシステムの上では、「新しくてよいこと」が、もはやたちゆかなくなっているのではないでしょうか。
土台や基礎にあたる部分から本格的にテコ入れしないと、内装の模様替えだけのコテ先リフォームと同じです。

資本主義、化石燃料。
長年かけて積み上げたものが新しくてっとりばやいものに淘汰されること。

新しい社会システムは、現実を見据え、できることから始めていくことから始まる以外にないと思います。
いきなりスーパーヒーローが現れ、スーパーシステムが機能し始めるなんて、空想世界・夢世界です。

そうだ、やはり自転車に乗り続けよう。
そして深く正しく考えつづけよう。福山が好きな街になるように。

2011年5月20日金曜日

放射能。

目に見えない怖いものです。線量計つけて先日福島入りした友人の警察官は「やっと志願がかなった」と複雑な心中をメールで伝えてくれた。建築士会の方も数名被災地入りしているようです。
普段、あまりテレビを見ないのですが、昨晩眠れずついつい見入ってしまった番組が『ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2か月~』(再放送)です。写真の木村氏は、キャリアを捨て、長年培ってきた放射能の研究を生かしたいと被災地入りし、サンプル採取や測定、分析をされておられました。そこに移される映像は、西日本に住んでいれば想像だにできない風景。
地震の揺れによる破壊や、津波による被害は無論、人がいないまちの惨状。そこに潜むであろう放射能の恐怖。ガイガーカウンターを政府や自治体が住民に配布していないため、ホットスポット(局地的に放射能レベルが高くなっている地域)に”避難したつもり”の住民に容赦なく事実とカメラが向けられる。

言葉が出ない。

先日、ムスメに買った絵本『星のおうじさま』(サンテグジュペリ著)のなかに出てくる「大切なものは目に見えない」というワードと重なり、余計に眠れなくなってしまいました。「放射能」は負の大切なものです。20世紀、これなしでエネルギー問題は語れませんし、唯一無二の被爆国ニッポンが率先して原子力の過去・現在・未来を語り、語る場を設け、実行せねばならないはずです。

FBでお友達になった方の言葉が思い返されます。「コンプレックスが無く、お金欲しさでなく、見識が深く、世界と時代と未来を見据えたリーダーを心から希望します。(K様)」
心からそう思います。

2011年5月16日月曜日

ローズキャンドルナイト~ばら祭り2011

スナップショット。
強風の土曜日だった。キャンドルの点灯に苦慮。やがて風も止む。
週半ばでは3日続いた5月としては記録的な大雨。蝶が汚れていた。
汗ばむ昼間が嘘のように、涼風そよぐばら公園内は多くの人でにぎわっていた。



2011年5月10日火曜日

気づきのチカラ。

恩師である、故無漏田芳信教授がおっしゃっていた「気づき力」という言葉をふと思い出した。
「気づき力」を鍛えることで、問題点がより明確に見え、有効な解決策への糸口がより近く確実になる、云々といった内容だったように思う。それを聞いたのが25歳くらいの頃だったろうか。
FBをするようになって、「気づき力」をキーワードにいろんな方のコメント等を見ていると面白い。
気づきは熟知することから始まると考える。
しかし、自分を含め多くの人は熟知の深さ限界を自分で設定し、そこで満足し、思考の深みへ入ることさえ考えもしない。
熟知した気になり、それはすなわち「熟れ」とはならず「慣れ」「狎れ」「馴れ」に向かう。
一旦、「慣れ」「狎れ」「馴れ」になると、なかなか「熟れ」へと転向することも容易ではない。
「気づき力」は「再考力」とも置きかえられるかと思う。
耳をすまし、足を運び、指に触れ、口を動かし、目を開こう。
そして今日もビールがうまい。
なにかあったの?脳内ごみを集めただけ。
※画像と本文は関係ありません
※ちなみに、姫路セントラルパークの猿 2011/05/04

2011年5月5日木曜日

こどもの日。

本日はこどもの日。
大人がゆっくりしたかろうが、こどもの日(笑)
というわけで、奥様にはお留守番兼たまった雑用処理のため自宅待機していただき、
ムスメと二人、芦田川漕艇場のふれあいボート交流会に参加してきました。
数人の知人にご挨拶し、ナックル艇に乗艇。なんと4歳のムスメも補助席に同情・同乗させていただけることになりました(笑)ありがとうございます。
約15年ぶりの乗艇、とっても気分爽快で楽しかったです。
天気は朝は曇りだったんですが、だんだん晴れ間がさしてきて、9時すぎにはすっかりいいお天気でした。ムスメも、周りを大人たちに囲まれ緊張しておりましたが、あとで「キャッチ」の掛け声をもっと大きな声ですればよかったと、いっしょに練習させられました(笑)
せっかくのこういう会。
率直に言えば、もっと人がたくさん集まればいいのにと思いました。
まだまだ漕艇の文化は福山には根付いておりません。これからに期待です。

ふれあいボート交流会のあとは、グリーンラインへドライブ。
ファミリーパークは人でごった返しておりましたので、スルーして展望台へ。
平成23年3月の完成とあったグリーンラインの新展望台。右下に小さく写るは我がムスメ。














ちなみに建替え前の古いものは、こちら。










このあと、ガレワンさんのガレカツサンドをむさぼり、エブリィでお買い物して、マクドナルドで遅い昼食を買って帰宅でした。
明日から仕事です。がんばろ。

2011年5月1日日曜日

安芸灘とびしま海道。

2011年4月29日(金)昭和の日
福山市神辺町を6:20に出発。GW(今年の大型連休は9連休)初日の混雑を避けるため、早めに出発。福山東ICから山陽自動車道に乗る。軽快すいすいだ。高屋JCTから東広島・呉自動車道へ移り、いざ安芸灘大橋を目指す。呉市街地よりも10kmほど東のため、あっという間に着く感がある。工事中の第二音戸大橋もみたかったが、後回し。
安芸灘大橋ふもとに8:00着。ここのパーキングに車を置かせてもらう。(管理事務所に申し出ると、申し出済み車両証が貸し出されるのでダッシュボードにおいておく。橋の通行料700円/片道を節約)
当初計画では、竹原港から大崎上島・大崎下島へとフェリーで渡る計画だったが、フェリー時間のロスや、高速道路通行料¥1,000を味わえるうちに、ということで、呉方面からのアタックとなった。いつものサイクリングメンバーが風邪などで来れず、結局2人での走行だった。

さて、出発。
二人とも、あくまで、サイクリングだしツーリング。「本気組」をよそ目に、カジュアルに自転車を楽しむことに徹する。

まずは安芸灘大橋を渡り、一路とびしま最東部の島岡村島を目指す。
(この岡村島だけ「愛媛県」で、とは広島県。)


朝は、風もなく軽快な走り。
途中さしたる休憩もとらず、一気に岡村島を一周して、海の駅とびしま館へ寄る。
ミノウラ製自転車スタンドが随所に用意してあるが、高すぎてなんかへん(笑)
塩好きなムスメに「海人の藻塩」100g(¥450)を買う。それから、今回の旅の目的のひとつである「御手洗」のまちなみへ。
「御手洗」はオテアライではありません、ミタライです(笑)
江戸時代、風待ちや潮待ちの港町として栄えた御手洗は、平成6年重要伝統的建造物群保存地区として国から選定されている。まちなみの評価は、きれいですが、いまいちです。
やはり、現代的に生活するためにはアルミサッシが必需品なのか、そのせいで台無しになっている気がする。残そうとすることと、生活の拠点でありつづけることは矛盾するのか・・・難しい問題。
ここで、あなご弁当(¥950)をいただきました。
午後一には、トレーニングがてら軽いヒルクライムにアタック。
歴史の見える丘公園まで行った。距離が短いため、さほどのトレーニングにはならず。
来島海峡大橋が間近に見えた。
それから、大崎下島南岸を西へ。帰路ではあるが、強風でかなり苦戦。
万年強風なのか、民家もなく殺風景な道路をひたすら漕いですすむ。
上蒲刈島の「県民の浜」で小休憩。
ここは、昨年冬に第1回が開催された「オレンジライド」のスタート地点。
たいへんきれいな施設で、ビーチも日本の渚・百選に選ばれているくらい美しい。
2度目の昼飯めざし(笑)上蒲刈島北岸へにある「漁師料理かつら亭」へ。天丼やらかま焼きやら食べる。
ここは結構おいしい。また来たいと思わせてくれる店。
最後に残しておいた下蒲刈島を一周し、最後の安芸灘大橋の坂道を上ってゴール。
100kmまであと2kmという微妙な結果で、今回は終了。

【総括】
コンビニがないので、しまなみのように現代的な?サイクリングは望めない。
しかし、全般に道はよく整備されており、車道の幅が狭く交通量が圧倒的に少ない「ほぼ自転車専用道」が多区間存在する。
自動車の交通量も少ないため、サイクリングロードとしてはむしろしまなみより走りやすい。
各橋へのアプローチも若干無理している感じは否めないものの、高低差もしまなみに比べるとラクな気がする。
食事等も自由はきかないが、島の特産品や「県民の浜」やその近辺にも飲食施設がある。
住民は、猟師町としてそこに生活があるためか、サイクリストへの愛想はない。
あまりに好天に恵まれたためか、かなりの好印象。また行きたいルート。