2011年5月1日日曜日

安芸灘とびしま海道。

2011年4月29日(金)昭和の日
福山市神辺町を6:20に出発。GW(今年の大型連休は9連休)初日の混雑を避けるため、早めに出発。福山東ICから山陽自動車道に乗る。軽快すいすいだ。高屋JCTから東広島・呉自動車道へ移り、いざ安芸灘大橋を目指す。呉市街地よりも10kmほど東のため、あっという間に着く感がある。工事中の第二音戸大橋もみたかったが、後回し。
安芸灘大橋ふもとに8:00着。ここのパーキングに車を置かせてもらう。(管理事務所に申し出ると、申し出済み車両証が貸し出されるのでダッシュボードにおいておく。橋の通行料700円/片道を節約)
当初計画では、竹原港から大崎上島・大崎下島へとフェリーで渡る計画だったが、フェリー時間のロスや、高速道路通行料¥1,000を味わえるうちに、ということで、呉方面からのアタックとなった。いつものサイクリングメンバーが風邪などで来れず、結局2人での走行だった。

さて、出発。
二人とも、あくまで、サイクリングだしツーリング。「本気組」をよそ目に、カジュアルに自転車を楽しむことに徹する。

まずは安芸灘大橋を渡り、一路とびしま最東部の島岡村島を目指す。
(この岡村島だけ「愛媛県」で、とは広島県。)


朝は、風もなく軽快な走り。
途中さしたる休憩もとらず、一気に岡村島を一周して、海の駅とびしま館へ寄る。
ミノウラ製自転車スタンドが随所に用意してあるが、高すぎてなんかへん(笑)
塩好きなムスメに「海人の藻塩」100g(¥450)を買う。それから、今回の旅の目的のひとつである「御手洗」のまちなみへ。
「御手洗」はオテアライではありません、ミタライです(笑)
江戸時代、風待ちや潮待ちの港町として栄えた御手洗は、平成6年重要伝統的建造物群保存地区として国から選定されている。まちなみの評価は、きれいですが、いまいちです。
やはり、現代的に生活するためにはアルミサッシが必需品なのか、そのせいで台無しになっている気がする。残そうとすることと、生活の拠点でありつづけることは矛盾するのか・・・難しい問題。
ここで、あなご弁当(¥950)をいただきました。
午後一には、トレーニングがてら軽いヒルクライムにアタック。
歴史の見える丘公園まで行った。距離が短いため、さほどのトレーニングにはならず。
来島海峡大橋が間近に見えた。
それから、大崎下島南岸を西へ。帰路ではあるが、強風でかなり苦戦。
万年強風なのか、民家もなく殺風景な道路をひたすら漕いですすむ。
上蒲刈島の「県民の浜」で小休憩。
ここは、昨年冬に第1回が開催された「オレンジライド」のスタート地点。
たいへんきれいな施設で、ビーチも日本の渚・百選に選ばれているくらい美しい。
2度目の昼飯めざし(笑)上蒲刈島北岸へにある「漁師料理かつら亭」へ。天丼やらかま焼きやら食べる。
ここは結構おいしい。また来たいと思わせてくれる店。
最後に残しておいた下蒲刈島を一周し、最後の安芸灘大橋の坂道を上ってゴール。
100kmまであと2kmという微妙な結果で、今回は終了。

【総括】
コンビニがないので、しまなみのように現代的な?サイクリングは望めない。
しかし、全般に道はよく整備されており、車道の幅が狭く交通量が圧倒的に少ない「ほぼ自転車専用道」が多区間存在する。
自動車の交通量も少ないため、サイクリングロードとしてはむしろしまなみより走りやすい。
各橋へのアプローチも若干無理している感じは否めないものの、高低差もしまなみに比べるとラクな気がする。
食事等も自由はきかないが、島の特産品や「県民の浜」やその近辺にも飲食施設がある。
住民は、猟師町としてそこに生活があるためか、サイクリストへの愛想はない。
あまりに好天に恵まれたためか、かなりの好印象。また行きたいルート。

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