2011年5月10日火曜日

気づきのチカラ。

恩師である、故無漏田芳信教授がおっしゃっていた「気づき力」という言葉をふと思い出した。
「気づき力」を鍛えることで、問題点がより明確に見え、有効な解決策への糸口がより近く確実になる、云々といった内容だったように思う。それを聞いたのが25歳くらいの頃だったろうか。
FBをするようになって、「気づき力」をキーワードにいろんな方のコメント等を見ていると面白い。
気づきは熟知することから始まると考える。
しかし、自分を含め多くの人は熟知の深さ限界を自分で設定し、そこで満足し、思考の深みへ入ることさえ考えもしない。
熟知した気になり、それはすなわち「熟れ」とはならず「慣れ」「狎れ」「馴れ」に向かう。
一旦、「慣れ」「狎れ」「馴れ」になると、なかなか「熟れ」へと転向することも容易ではない。
「気づき力」は「再考力」とも置きかえられるかと思う。
耳をすまし、足を運び、指に触れ、口を動かし、目を開こう。
そして今日もビールがうまい。
なにかあったの?脳内ごみを集めただけ。
※画像と本文は関係ありません
※ちなみに、姫路セントラルパークの猿 2011/05/04

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