2011年4月26日火曜日

漕艇場。

福山市の中心を流れる一級河川・芦田川。
その河口は堰が設けられ、河口湖となっています。
その河口湖を利用して、1994年に開催されたアジア大会の会場として漕艇場が整備されています。
競艇ではありません(笑)
「レガッタ」などと言えば思い浮かぶかたもおられるかと思います。
「愛という名のもとに」なんてドラマもありましたね。
この漕艇場、なんと日本に4か所しかない国際A級の漕艇場なんです。(日本ボート協会調べ)
北は北海道、南は沖縄まで、全国に46の漕艇場がありますが、A級を取得しているのは、長沼漕艇場(宮城)、戸田漕艇場(埼玉)、長良川国際漕艇場(岐阜)、そして芦田川漕艇場(広島)です。
戸田漕艇場は、伝統の早慶レガッタなどで有名です。

福山市に?と思われるかたもおられるでしょう。
国際A級の具体的な定義などはさておくとしても、せっかくこんな立派な漕艇場があるのに、意外と知られていない気がします。
僕も、福山大学大学院在学中に、恩師である故無漏田芳信教授のもと、福山大学漕艇部立ち上げに微力ながら尽力した経験があります。まったく未経験者の僕が、です(笑)
キャプテン兼部長で、経験者はわずかに1名。
ドラマのようなスタートでした。
全国の1級河川109水系中、BOD値がワースト7位という「汚い」川で、転覆を繰り返しながら(笑)
一度はレースに出よう、というところから始まり、修士1回生のときには太田川ロングレガッタにも出場した記憶があります。結果は散々でしたが・・・

2011年8月7日には「第29回芦田川レガッタ兼第17回福山市長杯レガッタ」という市民レガッタが開催されます。
レースを見るだけでも気持ちのいいものです。
今年の夏はレース観戦してみてはいかがでしょうか?





0 件のコメント:

コメントを投稿